「ゴミ屋敷」という言葉がテレビや雑誌の特集でよく取り上げられていますよね。
「うちの両親は物が捨てられず、何でもため込んでしまう。」
「今はまだ平気だけど、私の実家もゴミ屋敷になってしまうかも。」
このように、実家がゴミ屋敷化して悩んでいる人は、意外と多いのです。
子育て世代の方は、子供の衛生上よくない、恥ずかしくて配偶者に見せられないと感じていませんか?
親の老後を考える世代の方は、親の生前整理に悩まされていませんか?
実家が汚いことでストレスを感じ、イライラしているだけでは何も解決しません。
実家がゴミ屋敷化する理由を整理し、ストレスを最小限にして、この問題に向き合いましょう。
実家が汚い!掃除せずにゴミ屋敷化する理由とは
なぜ掃除をせずにゴミ屋敷化してしまうのか、その理由を考えてみましょう。
・個人の性格
・世代による価値観の違い
・買い物癖や収集癖がある
・怪我や病気になってしまい片付けることができない
個人の性格
整理整頓のコツは、物の定位置を決めることだと言われています。
しかし、これが苦手という人が多いのです。
出したら出しっぱなし、使ったら使いっぱなしで、次また必要になる時のことが考えられないのです。
また、物が散らかっている状態に無頓着な人もいますよね。
物があふれている状態は多くの人にとって不快に思うことですが、全く気にならない人もいるのです。
世代による価値観の違い
物が少なくて苦労を重ねてきた世代の人達は、物がある状態に安心感を覚えます。
物は貴重なもので、捨てることに対してもったいないと感じたり、罪悪感をもつのです。
また、人から贈られた物は使わずとも大切にとっておくことが礼儀とし、箱に入ったまま何年も放置してしまいます。
この価値観の違いは理解するのが難しいかもしれませんが、心に留めておいてくださいね。
買い物癖や収集癖がある
現代は、手軽に物が手に入る時代です。
何か欲しくなったり、足りなくなったりすればとりあえず買う、ということが状態化してしまっています。
物を買うと、悩みが一つ解決したような気がして、すっきりすることってありますよね。
このように知らないうちに心にたまっていたストレスが解消され、買い物が癖になってしまうのです。
また、収集癖も物があふれる理由の一つです。
インターネットを使えば、世界中のありとあらゆる所から、自分が欲しい物が手に入ります。
昔は高価で貴重だった物も、お金さえあれば意外と簡単に手に入れることができますよね。
しかし、このように安易に手に入れ、消費された物は結局はゴミになりやすいのです。
怪我や病気になってしまい片付けることができない
歳をとると動くことが億劫になり、朝のゴミ出しですら面倒に思うことがあるそうです。
体も衰えてきているので、怪我や病気にもなりやすく、ますます片付けをしなくなります。
また、認知力が低下すると、何をとっておいて何を捨てるのかの判断が難しくなりなります。
そうすると、ゴミ屋敷化している家の現状に気づかないということもあるのです。
いくつかの理由をご紹介していましたが、当てはまることはありましたか?
理由によっては、その後の片付けへの取り組み方が変わってきます。
親の性格や癖だけではなく、現在の状況などもきちんと把握しましょう。
実家の片付けで、イライラをなくす3つの対処法
実家の片付けを考えるとイライラしてしまい、どうしていいのかわからないという方に、その対処法をご紹介します。
・実家に行かない
・自分の気持ちを伝える
・協力して片付けを進める
この3つの対処法を詳しくご説明します。
実家に行かない
自分は自分、親は親と割り切って考え、今は実家に行かないということも選択肢の一つです。
しかし、親との縁を切りたいわけではないと思っているという人もいますよね。
このような時は、外で一緒に食事をしたり、旅行先に出かけて余暇を楽しんでみるのはどうでしょうか。
普段とは違う環境で、リラックスしている時に、少しずつ片付けの話をしてみると親の考えもわかるかもしれません。
無理をしない距離感を保ちながら、様子を見て、少しずつ話をしてみましょう。
自分の気持ちを伝える
片付けの話をする時は、決して自分の価値観を押し付けるような言い方はしてはいけません。
家をきれいにすることでどんな利点があるかを伝えるのが良いでしょう。
・ホコリやダニなどの発生で、体に悪影響が出てきてしまう
・体をぶつけて怪我をしてしまう
・何でも口に入れてしまう小さな子供にとっては、衛生上よくない
このように親の健康や安全を考えていることを伝えましょう。
そして、「孫」という存在は片付けを促すのに非常に効果があるということも覚えておきましょう。
また、言ってはいけないNGワードもあるので気をつけてくださいね。
「ゴミ」「捨てる」「どうせ使わない」「だらしがない」
このような言葉は、相手の気持ちを傷つけるだけです。
親の気持ちを尊重し、言葉に気をつけながら話し合いを進めていきましょう。
協力して片付けを進める
親が片付けることに納得してくれたら、どんなに時間がかかっても必ず一緒にやりましょう。
まずは、実家に自分の物が置いてあれば、そこから片付けていきます。
親が執着していない物から始めるのが良いですね。
洋服や日用品など何年も使っていないものは処分するなど、ルールを決めておくことも大切です。
そして、家具など大きな物を処分する場合は、自分たちで無理にやろうとはしないことです。
費用を検討しながら、プロの整理業者さんにお願いしましょう。
片付けを続けているとだんだんと疲れがたまってきます。
無理して片付けを進めないで、適度な休憩を取りましょう。
焦らずに、自分になるべく負担のかからないペースを見つけられると片付けもはかどりますよ。
私は、実家の建て替えを前に、一年程かけて実家の片付けをしました。
自分の子供時代から家を出るまでの間に使っていた物は、意外とたくさん残っています。
さすがに、赤ちゃんの頃に着ていた肌着が出てきた時は驚きましたが。
一つ一つの物を見ていくと、なかなか片付けられなかった両親の気持ちが少しずつわかってきました。
両親にとっては、子供が使っていた物は特に捨てづらいそうです。
大変な作業ではありましたが、片付けをきっかけに両親との会話も増え、一緒に過ごす時間も増えました。
親が老後を過ごすために小さく建て替えられた今の実家は、すっきりとしていて、私にとっても居心地の良い場所になっています。
実家が汚いストレスでイライラしないための対処法のまとめ
実家が汚いと言う状況は、決して珍しいことではありません。
一人で恥ずかしがったり、悩んだりせずに、まずは誰かに話してみましょう。
あなたの周りにも同じように悩んでいる人がいるかもしれませんよ。
実家の片付けとは、親とのコミュニケーションを図るよい機会だと考えてみてください。
程良い距離感を保ちながら、焦らずに問題を解決していきましょう。
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