産後に義実家で過ごすストレスは?嫌いな義母とどう過ごしたらいいか?

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産後に義実家で過ごすストレスは? その他

十月十日お腹を抱えながら一緒に過ごし、楽しみと不安な気持ちで迎える出産。

わたしも、産後のことを調べて「夜がまとまって寝られない。」「生きているか不安で目が離せない。」という話を見て、早く赤ちゃんに会いたいという気持ちと、赤ちゃんを迎えてやっていけるのかという不安にかられました。

さらに出産した後のママの体は、普通分娩で出産して外からは元気そうに見える人でも、交通事故にあった後と同じようなものと言われています。

精神的な不安や、身体的な不安の両方と戦いながら、全く未知の領域に踏み出す時、頼りになるのは、家族ですよね。

パパや自分の実家にお世話になれない時、義実家にお世話になる選択をすることもあるでしょう。

そんな時に義実家でどう過ごしたらいいかご紹介します。

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出産後、義実家に里帰りするときのストレスは?

出産後、義実家に里帰りするときのストレスは?
そもそも出産後の女性は様々なストレスを抱えています。

産後のママが抱えるストレス

出産後のママたちはどんなストレスに悩まされるのでしょうか。

・眠れないストレス

出産して赤ちゃん中心の生活リズムになると、3時間おきの授乳やおむつ交換、寝かしつけなどで長い時間寝ることが難しくなります。

さらにちゃんと息をしているか、吐き戻ししていないか心配になり熟睡することも難しく、体を休める暇もありません。

・思い通りに動かない体へのストレス

出産後のママには、妊娠出産時に大きく変化した体が妊娠前に戻るための産褥期(さんじょくき)と呼ばれる期間があります。

この期間に、子宮の大きさが小さくなってもとに戻るために下腹部痛を伴ったり、妊娠中に分泌されていた女性ホルモンが減少して不調が現れる場合もあります。

その期間は人によって変わりますが、一般的に6〜8週間とされています。

産褥期に無理をすると骨盤がちゃんとした位置に戻らず後々体の不調につながったり、疲れが取れていない状態での赤ちゃんのお世話を続けるとイライラしやすくなって子育てが楽しめなくなってしまうかもしれません。

・パパへのイライラ

あかちゃんが生まれるとこれまでとは全く違う生活を送ることになります。

なれない授乳にオムツ替え、沐浴や抱っこにも緊張するでしょう

何をしても泣き止まなかったり、ちゃんと息をしているか心配になったりと赤ちゃんのことで手一杯です。

1ヶ月は外出もできず、世間から取り残された気分になったりもします。

そんな中、パパは仕事で外に出かけていると、今までと変わらない生活を送っているように思えてきます。

一緒のタイミングで親になったはずなのに基本的なお世話もやろうとしない、言わないとやってくれない、などあげたらキリがありません。

里帰りをして生活やお世話を手伝ってもらえる環境にすることは、体を休めつつ赤ちゃんのお世話に専念するために、これから続く長い育児をしていく上でもとても大切です。

義実家でのストレス

義実家にお世話になると、義実家で家族の生活を支えている義母に手伝ってもらう場合が多いでしょう。

夫のお母さんであるわけですから、子育ての先輩にも当たります。

頼りになる部分もあれば衝突する部分も出てきます。

義実家だからこそ直面するストレスも出てきます。

・生活スタイルの違い

生活しなれていない家で生活するというのは勝手がわからないことも多く、戸惑うことも多いでしょう。

さらに、掃除や洗濯、炊事など、生活のしかたややり方が違ったりするのは、お世話になっている以上言えないことも多く感じるでしょう。

あかちゃんがいると掃除も洗濯も食事も、とても神経質になりやすく、気も使います。

衛生観念が異なる場合は特にストレスとなるでしょう。

・気をつかう

家族になったとはいえ、夫の両親。

実の親のように気軽に言うことはなかなか難しいですよね。

頼りたいことがあっても言い出せなかったり、やめてほしいことがあってもぶつかりにくく使わなくていい気を使っている気がしてきます。

産後のママはガルガル期

出産を終えて赤ちゃんとの生活を始めると、自分以外の人に対してイライラしたり威嚇するような態度をとってしまったりすることがあります。

この時期を「ガルガル期」と言ったりします。

ガルガル期が、そばで手伝ってくれる義母に嫌いだなと思う感情が出やすい要因となります。

ガルガル期によくある行動と気持ち

・赤ちゃんを触られたくない。

か弱い赤ちゃんを前に、「私が全力で守らないと!」という母性本能が働いて、自分意外に抱っこさせたくないと思ったり、触られるもいやだという気持ちになることも。

・周りが敵に見えて攻撃的になる。

赤ちゃんを守らなければという気持ちが強くなり、自分を助けてくれるはずの夫や義母に攻撃的になってしまいます。

・とにかくイライラする

産後のホルモンバランスの変化や、精神面が不安定な状態の時に、子育てのアドバイスをしてくれたりお世話をしてくれると、できていないと言われているように感じて、赤ちゃんを取られてしまうかもしれないという防衛本能が働いてイライラしてしまうのかもしれません。

わたしも、産院では全く言われなかった、「沐浴後には、母乳やミルクじゃなく、白湯をあげるんだよ」というアドバイスを受けましたが、イライラして聞き入れませんでした。

でも気になって、自分のせいであかちゃんに何か悪い影響を与えるんじゃないかと自分のやっているお世話の方法があっているか寝る時間を削って常に調べていました。

こうして段々意固地になって、さらに頼れるところを頼らないようになっていきます。

そうすると、体がさらに休まらず、心も緊張したままの状態が続きどんどん体調が悪化していきます。

義母が嫌いで苦手な時にどう過ごしたらいいか?

義母が嫌いで苦手な時は?
ガルガル期に一緒に過ごすことで義母に対して嫌いで苦手だなと思った場合、どう過ごして行ったら良いのでしょうか。

自分の状態を知る

まずは自分がガルガル期であるということを知って、イライラしてしまうのはホルモンバランスが乱れていたり体が疲れているからであることを受け入れましょう。

イライラするのも疲れますよね。

キツく当たってしまうのを自分でも止められなくて更にイライラしたり、落ち込んだり。

それもホルモンバランスが落ち着くまでの期間限定です。

周囲の人に知ってもらう

妊娠中から、特にお世話になる人にはガルガル期について話をして知っておいてもらいましょう。

義母という関係性であれば、尚更、ガルガル期になってから、イライラしながら、落ち着いて話をするのは気も使って難しいでしょう。

事前に話をしていれば、実際にイライラした時に、まずはそういう状態になるかもしれないことを知っていてもらえば、話がしやすくなります。

伝える。

気になる部分がある場合は、冷静に具体的に伝えてコミュニケーションを取りましょう。

ため込まずに正直な気持ちを聞いてもらいましょう。

直接義母に伝えるとキツく当たってしまいそうならば、夫や友人に一度聞いてもらって、吐き出すことで自分がどう感じているか整理するのもいいでしょう。

義母も周りの人もこれから、子育てをしていく上での頼もしいあなたの味方です。

一方的に嫌いだな、苦手だなとなる前に一度、自分の気持ちを伝えてみましょう。

それでもダメだなと感じた場合

コミュニケーションをとってみてもダメだなと感じた時は思い切って自宅に帰りましょう。

少し離れることで見え方も変わってきます。

産後に義実家で過ごすためのまとめ

赤ちゃんのためにもきちんと体と心を休めて、お世話に取り組むことができるのが一番素敵です。

ですが、頭ではわかっていても難しいことはたくさんあります。

ファミリー・サポート・センターやベビーシッターなどのサービスを活用することも選択肢のひとつです。

義母も含め、家族や周りの人は敵ではなく、子供の成長を一緒に見守ってくれる子育てサポーターです。

受け入れてくれる義母側も気を使ってくれていることを忘れず、無理しない距離感でお付き合いできたらいいですね。

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