みなさんはご家庭で賞味期限の切れてしまったお菓子が出たりしませんか?
そういったときどうしているでしょうか?
わたしもたまに買ったことを忘れていて開封されていない賞味期限の切れたお菓子が発見されることがあります。
そういったとき開けてみて匂いや味に問題なければ美味しくいただいてしまうタイプです。
わたしのように気にならないタイプの人は通常価格よりも破格の値段で、賞味期限は切れているけれど品質に問題ないお菓子を通販や店頭販売しているお店があることはご存知でしょうか?
値段を抑えてお菓子を手に入れることができたらとっても嬉しいですよね。
どこで手に入れることができるのかをご紹介していきます。
賞味期限切れ、期限間近のお菓子が通販や店頭販売しているって、本当?
賞味期限切れの商品と言っていますが、体に影響はないのか気になりますよね。
賞味期限切れってどういうこと?
食料品の品質表示には「賞味期限」と「消費期限」の二種類の表記があります。
●賞味期限・・・商品を美味しく食べることができる期限です。
●消費期限・・・腐敗や劣化せずに衛生上問題なく食べることのできる期限です。
どちらも開封前であることが条件ですが、消費期限の場合は過ぎると衛生上の安全を保証できないため、食べるのをやめた方がいいでしょう。
ですが、賞味期限の場合は期限を過ぎても確実に美味しく食べられる期間でなくなっただけで衛生上問題はありません。
そのため賞味期限が切れていても未開封ものであれば販売しても大丈夫なのです。
近年ではこういった本来食べられるのに廃棄されてしまう商品を「フードロス」と呼びます。
日本全体の食品廃棄は平成31年4月の農林水産省の発表の資料によると、約1,561万トン。
そのうち、約643万トンが「フードロス」です。
廃棄コストだけでも年間2兆円にも及び、世界全体が援助している食料の量の2倍に相当するとも言われています。
この「フードロス」を解消しようと「賞味期限切れ専門店(フードロス削減ショップ)」も増えてきているのです。
賞味期限切れのお菓子の販売店(大阪、東京)を紹介
賞味期限の切れているお菓子を食べても問題ないということが分かりましたが、実際に買うとなると近所のスーパーではあまり売っていませんよね。
「賞味期限切れ 専門店」などで検索すると、賞味期限切れや訳ありの商品を販売しているお店を見つけることができます。
そのうちの大阪、関東の賞味期限切れのお菓子の販売店をご紹介します。
エコイート(大阪)
N P O法人「全国もったいない食品センター」が賞味期限の切れた廃棄予定の食品の再販売やフードロスに関する啓蒙活動もされています。
また、こちらのお店で購入した売上金はフードロス削減活動のための資金や生活に困っている方達に無償で譲るための資金にもなっているそうです。
大阪が店舗数は多いですが、沖縄や滋賀、埼玉や東京にも出店されています。
スーパーみらべる(東京)
2020年にT V東京の「ガイアの夜明け」でも取り上げられ、ここから賞味期限切れ商品が再販売されていることを知った方もいるのではないでしょうか。
東京と埼玉に11店舗を展開しているお店です。
こちらのお店は、賞味期限の切れた商品だけを取り扱っているわけではなく、基本は生鮮食品を取り扱っています。
フードロスの商品以外も安く、珍しい部位のお肉が販売されているといった気になる情報がいっぱいのお店です。
まるごと安い!マルヤス(埼玉)
埼玉と東京に店舗を構えるスーパーです。
こちらはスーパーみらべるさんと違い生鮮食品の取り扱いはありません。
店内にあるのは全て「賞味期限」が切れたものや期限が近いもの、また、パッケージの変更で廃棄になるものや、ハロウィンなどのイベントパッケージのその期間しか販売できなくて売れ残ったものなどのワケあり商品です。
賞味期限が迫ったものや入れ替え商品はスーパーの見切り品コーナーでも見かけますが、良くても30%O F F程度ですよね。
賞味期限切れ専門店では半額以下の値段で購入することができるチャンスがあります。
また、ネット販売でも見切り品や賞味期限切れ間近と検索すると見つけることができます。
賞味期限切れのお菓子の販売まとめ
賞味期限切れの商品はきちんと理解して抵抗がなければ、節約にもなるし、「フードロス」にも参加できてとてもいいですね。
ですが、取り扱いがあるのは廃棄される予定だった商品のため、いつもその品揃えがあるとは限りません。
そして、人気商品でないから、賞味期限ギリギリまで売れ残っているものなので、美味しいかどうかはなんとも言えないかもしれませんね。
是非、出会ったことのないお菓子に安い値段で挑戦してみてください。